私の友人金藤純子さんが水害についての著書を出版されましたのでご紹介させていただきます。
2015年7月の岡山の真備水害で、まさにご自宅が川の側でしたので、信号機の高さまで上がった洪水の中で、救助ボートで救助されるテレビの映像に写っている彼女の姿に、友人として衝撃を受けました。
被災直後から立ち直られるまでの過程がどれほど壮絶なものだったか、計り知れないものがありますが、彼女のすごさは自分の体験から災害について大学院で専門的に学び直し、その都度ふるさとに還元してきたことです。
そして、学びの中締めとして、本の形で世に残されました。
水害の被害者としてのリアルタイムの体験の記述は、テレビで繰り返し映されてきた被災地の状況を身に迫って追体験出来ますし、自助公助の仕方を最新の知見で書かれていますので、まさにますます水害が増えるこれからの日本で、国民全員が読まなくてはいけない本です。
是非お読み頂きたく、ご紹介しました。