昨日(2023年2月23日)、高校サッカー全国優勝の学芸館高校で講演と演奏を行いました。
前半は、高校の教頭先生が台湾の歴史を絶妙にまとめて下さったので、私は主に台湾の現状、特に世界の命運を握る半導体製造について、そして2番目の台湾半導体製造工場を即岡山に誘致すべし、などの漫談をしました😊
今や、「台湾有事」が「日本有事」だけでなく、「台湾有事」は「世界有事」の情勢になっておりますね。
昨日は天皇のご誕生日でしたので、恐れ多くも、美智子上皇后様ご作詞の「ねむの木の子守唄」を荒木渉さんと演奏させて頂き、忘れ得ぬ思い出となりました。
今上天皇陛下のご誕生を祝って、美智子さまが高校の時に書かれたこの詩にメロディを付けたのが作曲家の山本正美さんです。(指揮者山本直純氏の奥様)
昨日講演をさせていただいた学芸館高校は、実は30年前は岡山の不良生徒の吹き溜まりのような荒れくれた学校でした。25年前のある日、急に私の病院に校長から一本の電話があり、相談したいことがあるので、学校まで来ていただきたい、と。修学旅行を中国にするか、台湾にするか、決めかねているので、意見を聞きたい、ということでした。
私はもちろん台湾を薦めました。
日本が50年統治し、そのお陰で発展した台湾には、旧き良き日本の姿が保存されている上、親日なので、生徒は知らなかった本当の日本の姿を台湾で見つけ、日本を誇らしく思う自信をもつけて、岡山に帰ってこられるのではないかと。
それで校長が台湾への修学旅行を決め、そこからどんどん台湾のファンになられ、その後、私が李登輝総統にもご紹介してから、李登輝さんの薫陶で、日本精神を逆輸入し、「誇れる日本人を育てる」という学校の方針を定め、今日までどんどん素晴らしい生徒を世に送り出されておられます。
ついに、サッカー全国一という所まで来ました。学芸館高等学校は、岡山、日本が誇れる学校となっております。