10月9日、劉生容記念館で、朝は岡山県の選りすぐりの高校生たちに音楽、政治、人生について講演及び二人の学生と合奏。
夜はルース先生の精神を受け継ぐピアニスト、大石啓さんが3台の歴史的ピアノでベートーヴェンの三大ピアノソナタ「月光」「悲愴」「熱情」を圧倒的な表現力で演奏し、最後は3台のピアノで私とシューマン、メンデルスゾーン、ラフマニノフの曲を合奏しました。
コロナ禍明けへの露払いとなるような有意義な会となったことをお知らせいたします。
私は初めて大石君の演奏を聞きましたが、誠実で努力する人柄が演奏に現れていますね。
年を取ればとるほど楽しみなピアニストになるでしょう。
クララシューマンとルース先生に見つめられながら、大石君が演奏しました。
かなりのプレッシャーをかけてしまいました😅
大石君は実は2003年の初来日の演奏会からルース先生の演奏を聞いているのです。
あれからすっかりルース先生の演奏と精神に傾倒し、真摯にピアノに向かってこられました。
彼の成長と成功を嬉しく思っております。
演奏会の最後に大石君と演奏したラフマニノフのチェロソナタの第三楽章を送らせて頂きます。😊