東日本大震災10周年にあたり、野口総一宇宙飛行士が宇宙ステーションの中で、東北の被災された町の子供たちが作った感謝の横断幕を張り(横断幕は先月、他の物質と共に地球から宇宙ステーションまで送り届けたもの)、世界の人々に感謝のメッセージを読み上げました(テレビ等でも報道されました)。
映像の中の独奏のピアノの音は、ルース・スレンチェンスカ先生の演奏です。
最初の宇宙ステーションの箇所は、シューマンの「きみに捧ぐ」、途中の箇所は、今回のプロジェクトのために先月に、ルース先生が演奏した、ベートーベンのピアノソナタ作品2-3の第4楽章です。なお、全曲はこのホームページに載せる予定です。
この企画は当サイト主宰三船文彰が理事を務める、東日本大震災復興に全力を尽くしている、NPO法人「ワン・アース」の代表、長谷川洋一氏が奔走し、実現させたものです。
長谷川氏は、3.11の後、JAXAの要職を辞して、東北の津波の到達の町全てに宇宙桜を植える活動を始め、JAXAとの繋がりで、宇宙関連の行事を多く行い、子供の教育、町起こしなど、幅広く東北の復興事業に力を尽くしておられます。
岡山県北の千年桜、醍醐桜の下で、三船がルース先生の醍醐桜奉納演奏を行った縁で意気投合し、醍醐桜の種200粒を宇宙ステーションに打ち上げるなど、彼が立ち上げたNPO法人「ワン・アース」(山崎直子、野口総一宇宙飛行士もメンバー)に三船も加わり、10年前から一緒に活動しております。
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