11月11日(日)岡山劉生容記念館にて「ルース スレンチェンスカのサントリーホール コンサートを語る会」が開催されました。
東京から3名を含む、筋金入りのルースファン20名が集まり、17時から4時間、ルース- スレンチェンスカの尽きないエピソードを語り合い、ルース先生の信じがたい苦難の人生とそれらを賢く克服し、人間が到達出来る最高の境地に感嘆しました。
演奏の聞き比べでは、モーツァルト弾きと言われた、イングリッド・へブラー、アリシア・デ ラローチャ、ベートーベン演奏の大家と言われる、エミール・ギレリス、マウリツィオ・ポリーニの緒名演奏家、師弟対決では、アルフレッド・コルトー、セルゲ・ラフマニノフと79歳、92歳、93歳のルース先生のCDバトルを繰り広げました。
聞き比べる事で、ルース先生の音楽の読みの深さとそれを一音ずつ表現するテクニックの凄さがはっきりと理解できました。
そして、ルース先生を通してのご縁で繋がる幸せをも再確認できました。
来年は「ルース ワールド」からどのようなサプライズが飛び出すのか、ワクワクです。
三船文彰