今日1月15日でルース·スレンチェンスカ先生は99歳になりました。
ペンシルベニアのお弟子さんのお宅でお元気で過ごしておられます。
78歳から私と出会い、その後93歳まで岡山と台湾で創造を高め、数えきれない素晴らしい演奏と思い出を残し、多くの方に人間の肉体と精神の可能性を示し続けてくれました。
歴史的にも空前絶後の芸術家と人間です。ルース先生を思い出して下さった皆さんに秘蔵映像を送らせて頂きます。
サントリーホールでの演奏会の直前、台北の私の友人のお宅での練習風景です。
サントリーホールコンサートの4ヶ月前に栄養失調と重い貧血で倒れ、演奏会の一ヶ月前になっても15分もピアノを弾けなかった病み上がりの状態の93歳のピアノの音です。